国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上) Amazonで販売中
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内容紹介
繁栄を極めたローマ帝国はなぜ滅びたのか? 産業革命がイングランドからはじまった理由とは? 共産主義が行き詰まりソ連が崩壊したのはなぜか? 韓国と北朝鮮の命運はいつから別れたのか? 近年各国で頻発する民衆デモの背景にあるものとは? なぜ世界には豊かな国と貧しい国が生まれるのか——ノーベル経済学賞にもっとも近いと目される経済学者がこの人類史上最大の謎に挑み、大論争を巻き起こした新しい国家論。 近代日本に起きた明治維新という大転換、ヨーロッパの旧宗主国が植民地にもたらした負の遺産、合衆国において公民権運動が担った役割、アジア・アフリカの独裁体制が抱える矛盾、現代中国の経済成長とその限界……イノヴェーションを起こし豊かな国を築くための条件とは? 人類史をひもとき格差や貧困などが生じる要因とその解決策を示し、歴代のノーベル経済学賞受賞者から絶賛された21世紀の新古典。解説/稲葉振一郎 ポピュリズムの伸張や専制国家の台頭により、世界各地で脅かされている「自由」。この権利を勝ち取り、経済的な繁栄を成し遂げた国々が、人類史上まれなのはなぜか? 内戦下のシリアから、古代ギリシア、建国期のアメリカ合衆国、現代中国まで、古今東西の豊富な歴史研究をもとに、ますます貴重になりつつある自由を保ち、「狭い回廊」内に留まる方策を論じる。世界的ベストセラーとなった前著をしのぐ傑作。 成長著しい中国の繁栄に潜む罠、米国のアンバランスな発展の功罪、幅広い連合の形成によって「狭い回廊」内への移行に成功した日本や南アフリカと、失敗したトルコやジンバブエ。歴史の教訓から浮かび上がるリヴァイアサンの統御法と回廊内に留まる術とは? ノーベル賞受賞が有力視される経済学者と気鋭の政治学者が20年におよぶ研究をもとに贈る渾身の書。解説/稲葉振一郎 【最新刊】『国家はなぜ衰退するのか』『自由の命運』の著者が、テクノロジーの進歩を軸に人類の歴史と社会を再考する大著。技術革新は往々にして支配層を富ませるだけで、労働者の待遇を引き上げることはなかった。こうした構造は今後変革しうるのか? 水車の発明から産業革命、ChatGPTまで千年にわたる人間の文明史を分析し論じる。マイケル・サンデル、ジャレド・ダイヤモンドら絶賛! 【最新刊】生産性が向上し、労働者は貧しくなった? 農法改良、産業革命からAIの進化まで、イノヴェーションの功罪を緻密に分析する。生産性を高める新しい技術は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反してきたのはなぜか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという人類史のパラドックスを解明する。
発刊年月
2016年5月 2016年5月 2020年1月 2020年1月 2023年12月 2023年12月
ASIN : B00EJA1CJA
出版社 : 早川書房 (2013/6/25)
発売日 : 2013/6/25
言語 : 日本語
ファイルサイズ : 10099 KB
Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
X-Ray : 有効にされていません
Word Wise : 有効にされていません
本の長さ : 376ページ