イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」 Amazonで販売中
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(as of Apr 01,2025 14:47:26 UTC – Details)
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出版社より
本書の特徴
(1)著者が発見した「圧倒的に生産性が高い人」の共通点
限界まで働き、努力をすれば、本当に目的にたどりつけるのでしょうか? 「圧倒的に生産性が高い人」の共通点──それは、ひとつのことをやるスピードが10倍、20倍と速いわけではありません。ビジネスでもサイエンスでも本当に優れた知的生産には共通の手法がある。それは、今この局面でケリをつけるべき「イシュー」からはじめることです。
(2)脱「犬の道」! イシューからはじめると、やるべきことは100分の1になる
さまざまな問題がある中で、「いま本当に答えを出すべき」かつ「答えを出す手段がある」問題は、ごくわずかです。しかし、気合と根性で手当たり次第に始める「犬の道」を進むと、本当に重要な問題に取り組めず、意味も成果もない仕事になってしまいます。価値あるアウトプットを一定期間内に生み出す必要のある人にとって、本当に考えなければならないことは何か。本書では、仮説ドリブン、アウトプットドリブン、メッセージドリブンなど、イシュー度と解の質の高める方法を解説します。
(3)新規事業、リサーチ、商品開発、研究…分野を超えて生きる、究極の思考法。
累計58万部ロングセラーの本書は、経営者、起業家、コンサルタント、デザイナー、研究者から学生まで幅広い方々に支持されています。AI×データ時代の産学官におけるリーダーであり、「価値ある未来のつくり方」を提示する『シン・ニホン』(NewsPicks パブリッシング)著者でもある安宅和人さん。価値観の刷新と新しい行動が求められる中で、本書は「本当に価値あるもの」を生み出したい人の必携書です。
イシュードリブン
よいイシューの3条件
「本質的な選択肢である」「深い仮説がある」「答えを出せる」。世の中で問題だと言われているものの大多数は、いま本当のところは答えを出す必要がないもの。そうした「なんちゃってイシュー」に惑わされないことが大切です。
イシュー特定のコツ③集め過ぎない・知り過ぎない
人がある領域について関心をもち、新しい情報を得ていくとき、はじめはいろいろな引っかかりがあり、疑念をもつもの。それを人に尋ねたり解明したりしていくたびに、自分なりの理解が深まり、新しい視点や知恵が湧いてくる。これが消えないレベルで、つまり「知り過ぎたバカ」にならない範囲で情報収集を止めることが、イシュー出しに向けた情報集めの極意のひとつです。
イシューが見つからないときのアプローチ
一次情報に触れ、見識のある人と議論し、情報は十分。もしくは集め過ぎてイシューを引き出すための知恵が足りていない。そうした場合のアプローチを5つ紹介します。
解の質を高める「ストーリー」「分析」「チャート」
仮説ドリブン:イシューを分解し、ストーリーラインを組立て、絵コンテにする
イシューを見極めたあとの「解の質」を高める作業が、「ストーリーライン」づくりとそれに基づく「絵コンテ」づくり。この2つをあわせて「イシュー分析」と言います。答えが出せる大きさまでイシューを分解し、ストーリーラインを組み立て、必要な分析・検証のイメージをまとめることで、質の高いイシュー分析の全体像を設計することができます。
アウトプットドリブン:実際の分析を進める
アウトプットを生み出すための分析・検証では、フェアな姿勢が求められます。自分たちの仮説が正しいと言えることばかり集めて検証すると、必ずどこかで破綻し、意味のあるアウトプットを生み出せません。都合のよいものだけを見る「答えありき」と、「イシューからはじめる」考え方は根本的に違うのです。
メッセージドリブン:「伝えるもの」をまとめる
ついに仕上げのステップ。イシュー、それを基にしたストーリーラインに沿って分析・検証が済んだら、あとはイシューに沿ったメッセージを人に力強く伝わるかたちでまとめます。「論理構造を確認する」「流れを磨く」「エレベータテストに備える」それぞれのポイントを解説します。
出版社 : 英治出版 (2024/9/22)
発売日 : 2024/9/22
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 272ページ
ISBN-10 : 4862763561
ISBN-13 : 978-4862763563
寸法 : 2.2 x 13.4 x 21 cm