あまりに細かすぎる東京2025世界陸上ガイド! (ぴあMOOK) Amazonで販売中
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(as of Sep 08,2025 12:50:56 UTC – Details)
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出版社より
TVで、国立で、沿道で、熱い9日間を!
2025年9月13日、ついに「世界陸上」が東京・国立競技場で開幕します。世界の頂点に立つ超人たちが一堂に会する9日間。ひたすら速く、高く、遠く。時差なく楽しめる世界大会を思いっきり堪能しましょう! ということで『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド!』でおなじみEKIDEN NEWSとスタッフが集結。“あまこま”の世界陸上版が完成しました。注目の出場選手とスペシャリストが語る、各競技の見どころ、TBSスタッフによるアナウンスの醍醐味と中継の裏話、そしておなじみの細かすぎるマラソン&競歩マップ、さらにご存じ用語集とシューズ最前線。この1冊でテレビも現地観戦も楽しめます!
世界陸上版・巻頭言です!
隣で「こりゃ、すごいな!」と感嘆していたのは、当時の駒澤大学陸上競技部監督・大八木弘明さん。2022年オレゴン世界陸上にまだ駒澤大学の学生だった田澤廉を10000m日本代表へと送り出し、さらに男子10000m決勝の直前に行われた男子マラソンには、教え子だった西山雄介も出場。オレゴン・ヘイワード・フィールドに入ると「おーい! こっちこっち!」と声をかけられ、大八木さんの隣で男子10000mを観ることになった。大八木さんは1991年の東京世界陸上で、男子1500mの奥山光広さん(現ヤクルト・チーフアドバイザー)のコーチとして帯同していたはずだ。ほかにも大八木さんの教え子たちはこれまでも世界陸上に多数出場している。ただ、現役大学生が出場するのは、駒澤大では田澤がおそらく初めて。世界大会の時期は大学駅伝に向けた夏合宿の時期にも重なるため、監督業を務めているときは現場に出ることは叶わなかった。つまり、かなり久しぶりの世界陸上の現場であった。隣で大八木さんは選手の一挙手一投足に「すげえな!」と反応している。「ああ、これが陸上人の感性なんだな」と素直に尊敬した。大八木さんが手を叩いて喜んでいたのは男子10000mではなかった。専門でもなく、選手の名前すら知らなかったはずの女子ハンマー投の予選──その豪快な一投一投に、大八木さんは目を奪われていたのだ。このときの「世界ってすごいな」という大八木さんの素直な驚きこそが、後に〝日本人選手が長距離種目において世界のトップを獲る〟というGgoat構想へとつながる起点になったのかもしれない。そんな世界の空気を、日本にいながらにして味わえる機会が──いよいよやってくる。あっ。申し遅れました。私、EKIDEN NEWSの西本と申します。ご覧の通り、屋号に〝駅伝〟とつく媒体を運営しておりますが、当初は箱根駅伝をはじめとした大学駅伝を追いかけているうちに、選手たちが大学を卒業してステップアップしていくもんですから、そのまま追いかけ続け、日本選手権へ。気づいたら駅伝だけでなく、陸上競技全般を追い続け、ダイヤモンドリーグ、世界陸上、オリンピックと「陸上があるならどこまでも」という人生となってしまいました。思い返せば2015年の春。「いま、会社を辞めたら北京世界陸上全日程行けるな」とふと頭をよぎったのがきっかけではありましたが、会社を辞めた10年後、まさか世界陸上が東京にやってくるなんて! この本が発売されるのは2025年の8月であります。東京世界陸上に出場する選手たちは最後の調整に入っているはず。私も単身、ヨーロッパに飛び、1ヶ月かけて東京世界陸上に出場するであろう選手を取材して東京に臨むつもり。つまり、選手同様、私も〝眼(まなこ)を仕上げて〟母国開催の世界陸上に臨むのであります。2015年の北京大会から、2017年ロンドン、2019年ドーハ、2022年オレゴン、2023年ブダペストと、5大会全日程駆け抜けておりますが、現地での興奮をSNSで伝えようとしても、時差もあって、日本国民にはなかなか伝わらない。ブダペスト世界陸上で田中希実が女子5000m14分37秒98の日本記録を達成したとき、この偉業を伝えたいと、記事を作ってEKIDEN NEWSのフォロワーたちに一斉DMを配信したところ。日本は深夜で「何時だと思ってるんだ! いい加減にしろ!」と怒られる始末(その2週間後に彼女は14分29秒18と更に日本記録を更新しましたが、怒られるのはいやなので一斉DMはやめました笑)。思い起こせば──私と世界陸上との10年は、「時差」との戦いでもありました。現地での興奮を共有したくとも、日本の生活リズムと合わないので、なかなか伝わらない。正直、私も現地に行くようになるまでは、翌朝起きて、ニュースやSNSで結果を知るくらいで十分でしたので、その気持ちはわかるのです。しかし、今回はEKIDEN NEWS史上初の「時差なし世界陸上」。現地で、テレビで、インターネットで、みなさんと同時にその興奮を共有できるのです。この写真は、やり投の北口榛花がブダペスト世界陸上、最終投擲で金メダルを決めた瞬間のもの。写真を見てわかる通り、このとき、私は北口の真後ろに待機。その全投擲を見続けておりました。このときの映像が後に何度も流れることとなり、その都度「あんたテレビに出てるで」と報告が入るようになりました。今回の東京世界陸上では、ブダペスト大会のこのシーンが上書きされるような名場面に出くわすことをとても楽しみにしています。最初の話に戻りましょう。世界のトップオブトップが集まる東京世界陸上のような大会は、前述の大八木さんのように、たとえ選手や競技に詳しくなくとも、素直に「すげえな」と楽しめるものなのです。ぜひ、今回の東京世界陸上だけは多少無理をしてでも、一度は現地で観戦することをおすすめします。次に東京にやってくるのは、おそらく……かなり先の話です。 最後に──東京世界陸上に出場するすべての選手がパフォーマンスを出せますように。
EKIDEN NEWS 西本武司
■あのスペシャリストに聞く! 03 投擲/ディーン元気
■あの人に会いたい! Vol.3───山西利和
《『EKIDEN NEWS』について 》
コアな陸上ファンなら知らないものはいない、駅伝好きによる、駅伝好きのための、世界中のあらゆる長距離レース、そして駅伝を楽しむためのニュースサイトで12万人を超えるフォロワーを持つ。メンバーである博士、ポールさんらは現役選手たちにも超有名人として知られている。
出版社 : ぴあ (2025/8/5)
発売日 : 2025/8/5
言語 : 日本語
ムック : 100ページ
ISBN-10 : 4835645596
ISBN-13 : 978-4835645599
寸法 : 25.7 x 18.2 x 0.8 cm
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カスタマーレビュー: 4.6 5つ星のうち4.6 29個の評価 var dpAcrHasRegisteredArcLinkClickAction; P.when(‘A’, ‘ready’).execute(function(A) if (dpAcrHasRegisteredArcLinkClickAction !== true) dpAcrHasRegisteredArcLinkClickAction = true; A.declarative( ‘acrLink-click-metrics’, ‘click’, “allowLinkDefault”: true , function (event) if (window.ue) ue.count(“acrLinkClickCount”, (ue.count(“acrLinkClickCount”) ); ); P.when(‘A’, ‘cf’).execute(function(A) A.declarative(‘acrStarsLink-click-metrics’, ‘click’, “allowLinkDefault” : true , function(event) if(window.ue) ue.count(“acrStarsLinkWithPopoverClickCount”, (ue.count(“acrStarsLinkWithPopoverClickCount”) ); );